このページでは、大信工業の内窓プラストについてご紹介いたします。
大信工業 内窓プラスト(メーカーサイト)
内窓プラストの高気密アイデア
アルミサッシとは発想が異なる
樹脂製建具が原点!
内窓プラストは、木製建具を樹脂でつくることからはじまりました。サッシのようにクレセントで枠と枠を密閉するのではなく、面で気密を取る構造も建具ならではの発想です。
上枠の隙間をふさぐ
「アジャスター機能」
上枠の内部には、クッション材を挿入してあり、上枠をバウンドさせて内窓上部に落とし込むことで、鴨居溝との隙間を抑えています。経年に伴う設置湧くのたわみ、ゆがみ、垂れにも対応して気密性を保ちます。
樹脂の柔らかさを考慮した
召し合わせの「煙返し」
樹脂のやわらかさに配慮して、引違の内窓が重なる召し合わせに煙返しを採用。内窓を閉めると、この部分がしっかりかみ合うことで気密性を確保します。クレセントがないため、インテリア性にも優れています。
※クレセントはオプションで設置可
敷居溝との隙間をふさぐ
「スプリング式スライドピース」
戸車の高さ調整で生まれる敷居溝との隙間をふさぐため、スプリング式スライドピース(NT・HT型)を採用。自動的に上下することで、内窓を密着させつつスムーズな開閉を可能にし、熱や音の出入りを抑えます。
高気密化のために独自開発した
「ダブルフレーム工法」
設置枠のたわみ、ゆがみに対応しながら高気密化するために独自開発。現場の採寸後にオーダーした外枠を固定し、内枠をはめ込むことで隙間をなくします。内枠には外枠固定のために使う金具を隠す美観効果もあります。
レール溝内部に気密材を
入れている「丘戸車」
独自開発した「丘戸車」は、レール溝内部に気密材を入れることで高い気密性や断熱性を保持。また、平らな枠の上を戸車が走る構造のため、力が分散され内窓に思いガラスを選んでも優れた耐久性を発揮します。
枠の収縮を抑え込む
タッカーによる取付
外枠の取付は、ビス止めではなくタッカーを使用。枠全体に細かいピッチで並列に固定していき、枠をより密着させます。また、これによって寒暖差による枠の収縮を抑え込む効果もあります。
熱と音の出入りをふさぐ
高品質な気密材
「内窓プラスト」は、熱と音の通り道になるわずかな隙間も逃さず徹底的に気密材を用いています。気密材を熟知した大信工業ならではの高品質な部材が、外気からの影響をガードします。
ダブルフレーム工法
窓の断熱力・防音力の向上は
設置枠の問題解決が大前提
どのような住宅でも、既存の窓枠にはゆがみ、たわみ、ズレが起きている可能性があります。ここにゆがみや寸法のズレに対応していない内窓を設置しても高気密化は困難です。窓の断熱力・防音力を高めるには、この問題を解決することが大前提です。そこで「内窓プラスト」は、設置枠の変形などに対応して気密性が損なわれにくい構造にするとともに、独自の工法で取り付けます。
寸法差のある窓枠に
フィットさせる正確な採寸
内窓を設置枠にジャストフィットさせるため「内窓プラスト」は、あらかじめ現場の窓枠を採寸して部材を製作しています。採寸後のデータを大信工業へ送り、窓枠に合った部材を製造し届けられます。樹脂メーカーならではのきめ細かなモノづくりが、高気密を支えています。
隙間ができないように
外枠はタッカーで取付
縦および上外枠を設置窓に固定する際は、微妙な曲がりにも隙間をつくらないため、ビスではなくタッカーを使用。ゆがみが生じないよう確認しながら固定していきます。また、このタッカー留めには、外気温の寒暖差によって窓枠が伸縮するのを抑える効果もあります。
内窓を入れ込み内窓の気密性を高める
取り付けた外枠に対して、内枠を三方向へ入れ込みます。上枠の内部には、クッション材が入っており、たわみ、ゆがみ、垂れなどがあっても調整可能なため、気密性を確保します。また、上部内枠は調整ビスによって、わずかな曲がりにも追従できるように考慮されています。フレームを設置したら、内窓を建て込み最後に調整して完成です。
窓を閉めるだけで
快適な室内空間を実現
「内窓プラスト」は、ダブルフレーム工法によって窓枠のゆがみ、たわみに追従し、隙間対策を徹底しています。さらに現場の巧みな施工技術によって、性能を最大限に発揮する独創的な設計です。内窓を閉めるだけで外窓と内窓の間を高気密化し、高度な断熱力と防音力で快適な室内環境をつくります。
防音|心地よい静けさに
騒音の多くは
窓から入ってくる
部屋に設けられた窓は、住宅の中で圧倒的に壁厚が薄い場所。人が不快に感じる騒音の多くは、窓ガラスを通って侵入してきます。また、アルミサッシのわずかな隙間からも外部の音や内部の音が出入りします。
内窓プラストで
静かで快適な環境を実現
既存アルミサッシに「内窓プラスト」を取付することで、マイナス45dbの遮音効果を発揮。音に悩みがない快適な室内環境を実現します。また、レール溝に枠全体が入り込む丘戸車式を採用。「丘」の強度が構造上高いため、重い防音合わせガラスを組み合わせることも可能です。よりレベルの高い防音ニーズにも対応できるポテンシャルを備えています。
断熱|快適な室温に
窓は熱の出入りが
最も大きい場所
通風や採光、眺望を得るための窓は、住まいの中で最も熱の出入りが大きい場所。冬には室内の約48%の熱が窓から逃げていき、夏の昼間には屋外から約71%の熱が窓から侵入するといわれています。
冷暖房効率を高める
内窓プラスト
窓を構成するアルミサッシやガラスは熱伝導率が高く、外気温が室内に大きく影響します。アルミサッシの窓に「内窓プラスト」を取付けると、窓の表面温度を室温とほぼ変わらないレベルに抑えられます。
消費エネルギーを減らして
ビルの省エネに
内窓プラストは住宅だけではなく、オフィスやホテル、学校などの施設にも多く採用されています。内窓プラストを取付けることで外気温の熱伝導率を抑え、空調に消費されるビル全体のエネルギーを大幅に削減することができます。内窓プラストはその性能が高く評価され、環境省本庁舎でもいち早く採用されています。快適性はそのままに、冷暖房に消費される無駄なエネルギーを減らすことができる内窓プラストは、時代が求めるエコロジー製品です。
窓の断熱力を高め
冬の結露にも大幅軽減
窓まわりの結露は、外気に冷やされたアルミサッシや窓ガラスの表面に室内側の暖かく湿った空気が触れることで起こります。樹脂素材の熱伝導率は、アルミの1/1000程度。「内窓プラスト」を取付けることで、アルミサッシに比べ結露の量を1/2.7以下へ減らすことができます。カビやダニの発生、内装はがれなどの建物の傷みを抑えられます。
美観|空間を美しく
窓はインテリアにとって、デザインの完成度を高める大切な要素です。スマートで洗練された佇まいの内窓プラストは、3種類のカラーからお部屋のデザインに最適なカラーを選ぶことで、リビング・寝室からオフィス・ホテルまで、幅広いインテイリアに適応します。断熱そして防音という優れた機能を持ちながら「空間を美しくする」それが内窓プラストです。
樹脂メーカーこだわりの
高純度素材を採用
一般的なPVC(ポリ塩化ビニル樹脂)には、紫外線の影響を受けて黄色く変色しやすいという特徴があります。しかも内窓は夏の間、外窓以上に高温状態におかれます。そのため「内窓プラスト」は、樹脂メーカーである大信工業が高純度の樹脂素材を独自に配合して製造。長年使い続けても色褪せしにくく、しなやかな強度を保って快適な住環境を支えます。
アイボリーホワイト
反射色のアイボリーホワイトは、純白色より若干明るさを抑えて、暖かみを持たせた「内窓プラスト」定番カラー。同系色の壁紙と合わせることで、照明や窓から取り込んだ光を反射して室内を明るく広く演出します。
ヒノキ(木目調)
和室や木質系の室内空間に合うようにヒノキの色味を再現し、さらに木目調の加工を加えています。クレセントなしの「内窓プラスト」の特徴に加え、和紙調ガラスを使用することで、木製建具同様の質感が得られます。
ヒーリンググレー
引き締まったデザインのインテリアにマッチする、光を吸収するカラー。色味の濃いフローリングや木額縁、グレー系の壁紙など、さまざまなカラーインテリアと合わせて主張しすぎず、自然な色味の調和が楽しめます。